30代を中心として今密かに人気が出ているレトロなおもちゃ「ゲームウォッチ」について、簡単な説明と私がオススメするゲーム、入手方法などを紹介したサイトです。
ゲーム&ウオッチとは、任天堂が1980年より発売した携帯型液晶ゲーム機(電子ゲーム、LSIゲーム)をいい、CMなど一般での呼称は「ゲームウオッチ」です。
当時流行した同様の携帯ゲーム機としてカシオの「ゲーム電卓」などがあり、また任天堂のゲームウオッチのヒットにならい、各社(タカトクトイス、バンダイ、トミーなど)からの多数のLSIゲーム・電子ゲームが発売されました。
他社製品も含めて「ゲームウオッチ」と呼ばれる場合もありますが、正式には任天堂のシリーズのことを指し、ネットオークションや買取店で高額取引されるのも任天堂の商品が主体です。
現在30代の人が小学校時代にはやった商品で、後の「ファミリーコンピューター」などのゲーム機の基となった商品と言って良いでしょう。
任天堂ゲームウォッチは、世界初の携帯型ゲーム機であり、ゲーム自体は本体に内蔵のROMに書き込まれており、カートリッジ等で異なるゲームを実行することは出来ません。
ゲームをしない間は時計として使えるものの時計機能はオマケ程度と考えた方がよいです。
マルチスクリーン『ドンキーコング』はゲーム機史上初めて十字キーを装備したゲームウォッチで、数あるゲームウォッチの中で最もヒットした商品です。
それまでゲーム機のコントローラといえば丸・角形ボタンかスティック状のレバーなどだったが、十字キーはコンパクトながら親指だけで4方向にキーを押す感覚が伝わる画期的な操作性で、その後のゲーム機の標準となっています。
私の個人的なオススメは、「ドンキーコング」「オクトパス」と、任天堂の商品ではありませんがエポック社の「モンスターパニック」の3作品を挙げたいと思います。
この3つは今遊んでも結構楽しいです。
現在も国内外に熱心なコレクターが存在し、一部の中古ゲーム販売店などで購入することができますが、一般的に現在入手する方法としては、
@オークション取引
Aクラブニンテンドーで500ポイントを貯めてゲーム&ウォッチコレクションに交換
BアマゾンなどでGB用ソフト「ゲームボーイギャラリー」を購入
の三通りが考えられます。
YAHOOオークションなどでは、ゲーム機の損傷状態により価格が大きく異なり、2千円〜2万円で取引されているようです。
グラブニンテンドーのゲーム&ウォッチコレクションは、任天堂のゲームウオッチの中でも名作といわれるオイルパニック、ドンキーコング、グリーンハウスが出来ます。
GB用ソフト「ゲームボーイギャラリー」は、1から3までが、GB用ソフトとして日本で発売され、海外では4がGBA用ソフトとして、「ゲーム&ウォッチギャラリー4」というタイトルで発売されました。